ランニングウォッチをトレーニングと日常で使い分ける!?

今回の筆者はRDC RUN CLUBのコーチである帆波です。
私は社会人になってからランニングウォッチのGARMINを使用するようになりましたが、始めはGPSウォッチを使って練習の管理をしてみたい!というところから、今では心拍数を見ながら健康管理をしてみたり、バッテリーが長持ちするモデルを使用してウルトラマラソンにチャレンジするようになりました。

ランニングウォッチのシェアNO.1を誇るGARMIN。いろんなモデルが出ているので、使用するシーンや求める機能によって使い分けていくのは面白いと思います。

今回はそんな私のトレーニング用のモデルと普段用のモデルを紹介したいと思います。

トレーニング用について

トレーニング用は2年ほどGARMIN Fore Athlete 935を愛用しています。購入した時点でのFore Athleteシリーズの最上級モデルです。

初めて購入したGARMINはFore Athlete 620Jという型で、下一桁が0番台なので手首で心拍数を計測する光学式心拍計測機能は搭載されていません。心拍ベルトを用いて心拍数を見る必要があったのでわずらわしさがあり、日常生活で心拍数を見ることができませんでした。

935にはGPS機能や光学心拍計が搭載されているだけではなく、バッテリー長持ち+ストライドや左右バランスなどのランニングフォームの解析を付属のランニングダイナミクスポッドという小さなセンサーを腰の部分に装着するだけで行ってくれる機能があることがとても魅力的です。ほかにもトレーニングステータスという機能でトレーニング状況を評価してくれたり、VO2max値で現状の予測タイムも出してくれます。VO2maxの評価が上がってきたときは実際に調子のよいときが多いので、順調に練習できているなとモチベーションアップにも役立っています。

反対に、調子が悪くて心拍数がどんどんあがってしまうときには容赦なく評価を落とされるので、無理なく練習しようとも思わせられます。

バッテリーはGPSモードで最大21時間と非常に長持ちなので、ウルトラマラソンを走るときにバッテリーの心配をしなくていいことはもちろん、普段から何度も充電をする必要がないので非常に楽です。距離走などの長時間動く練習をしなければ1週間は充電しなくてもバッテリーが持ってくれるのでとてもありがたいです。

重さは49gと軽くてバンドのフィット感もいい感じで、トレーニングをしているときにも違和感なく着用することができます。

私はトライアスロンの機能は使用しないので、機能をすべて使いこなしているというわけではないのですが、ランニングを行う際にインターバル機能や※GARMIN SPORTSと連動してメニューを同期させて、ラップボタンを押さなくてもアラートでお知らせしてくれるようにしてトレーニングを行ったりしています。

GARMIN SPORTSについてはこちら

一日を通しての心拍数をモニタリングするためにトレーニング以外の時でもつけていて、トレーニング以外のところから状態の把握を行い、主観的にも心拍数の数値的にも無理の無い練習をするように心がけていました。

普段用について

普段使いにはInstinct Evangelion/Unit02モデルを使用しています。

こちらは今年の8/31に発売されたコラボレーションモデルです。3色発売されてそれぞれ1000本限定販売だったので少し迷いましたが、アニメもオレンジ色も好きな私は普段使い用にも購入しておこう!と買う決心をしました。

見た目が好きなので使用しているのはもちろんそうなのですが、実は935にはない機能があります。それは、ボディバッテリーという機能なのですがそれもInstinctを使用している理由の一つです。

ボディバッテリーとはどういった機能かというと、文字の通り今の自分にどれだけ体力が残っているかが分かる機能です。日常生活で疲れているときには平常時の心拍数が高くなるのですが、それに合わせてボディバッテリーもどんどん少なくなっていくのでふとした時に数値を見てみるとこんなに減っているの?!となります。

反対に、安静にしているときにはどんどん数値が回復していくので、無理の無い生活を送っていれば1日で80%ほどまでしか落ちていない!なんてこともあります。睡眠不足だったりすると夜から朝にかけて数字が回復しないので、翌日も低い数字から始まり、一日が終わるころには30%以下になっているなんてこともあります。ちなみに、私はお酒を飲まないのですが、お酒を飲むと心拍数が上昇するので寝ている間でもボディバッテリーの回復がゆっくりになります。お酒を飲みすぎて体力が回復していないというのを確認するためにもお酒を飲む方には是非活用していただきたいです。

以上のことからボディバッテリーを確認することで、その日の疲れ具合やその日1日だけではない睡眠時間などを評価することができるので、日常生活でつけておくことでいろんなことを知ることができます。この機能は残念ながら935にはない機能なので重宝しています。

ボディバッテリーはFore Athlete 245以降のモデルにはほとんど搭載されています。

GARMINを新しく購入していてこの機能を知らなかった!という方は是非試してみてくださいね。
左の真ん中ボタン長押し→設定→ウィジェット→Body Battery からホーム画面に追加することができます。
※モデルによって異なります。

935には935にしかない機能がありますが、反対に935にはない機能やデザインを考慮してInstinctと使い分けてみるのも楽しいなと思っています。

トレーニングをするには付け心地や機能性を考えてFore Athleteシリーズは間違いないですね。

最後に

ここでは紹介していないですが、ほかにもトレイルやビジネスシーンでかっこよく使えるFenixというシリーズがあります。Fenixシリーズの最新モデルにはソーラーパネルが搭載されていてバッテリーがかなり長持ちです。Fore Athleteシリーズと比べてFenixシリーズは重厚感があってずっしりしています。

女性が普段使い用にしやすいVivomoveやVenuといったモデルもおしゃれでおすすめです。是非GARMINのHPを調べてみてくださいね。

GARMINはこちらから